レポート

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三大珍味 Vs 三大珍味  2010年6月27日

<目的>
― 珍味。
口に合うかどうかは、人それぞれだが、くせになる食べ物。
その珍味の代表格として三大珍味と称されているものがある。
しかも、世界と日本それぞれに。
果たしてどちらが美味しいのか? 検証してみた

<方法>
世界三大珍味と日本三大珍味を調理し、食べ比べをする。

<結果>

世界三大珍味の「フォアグラ」「トリュフ」「キャビア」

日本三大珍味の「からすみ」「このわた」「うに」
注! 日本三大珍味については諸説あるようですが、今回は一般的な上記3つにしました。

誰もが気になる(?)、2つの三大珍味。どちらが美味いのか試してみました。

各珍味の紹介と今回の調理を紹介していきます。
注! 画像をクリックすると拡大画像を見ることができます。


世界三大珍味その1:フォアグラ

今回、使用するフォアグラはフランス産です。

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【解説】必要以上にエサをたくさん与えることにより、肝臓を形成する肝細胞に余剰の脂肪が蓄積する過程で
どんどん肝臓の一部が脂肪に置き換えられていく状態「脂肪肝」を人工的に作り出したも。
通常、ガチョウや鴨の肝臓が使用される(今回の食材は鴨の肝臓です)

それでは、フォアグラを調理していきましょう。
フォアグラの他に用意するものは。。。

マグレカナール(鴨胸肉)

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そして、アチェート・バルサミコ(バルサミコ酢)
今回は、6年熟成ものを使用。

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そして、塩・コショウを使用します。では、調理開始です。

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@フォアグラとマグナマグレカナールに塩・コショウで仕込みます。
Aそして、それぞれをフライパンでソテーします。
Bフォアグラをソテーすると油がたくさんでてきますのでこの油にバルサミコ酢を加えてソースにします。

フォアグラのポワレバルサミコソースの完成です。

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【感想】バルサミコソースがちょっと酸味が利いていましたがなかなかよかった。
グレカナールも食べると肉汁が広がりうまい。肝心のフォアグラは。。。
脂の塊でした・・・


世界三大珍味その2:キャビア

今回、使用するキャビアはアメリカ産です。

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【解説】キャビアはチョウザメの卵の塩漬けである。一般的にはキャビアとはチョウザメの卵を指すが、
フランスでは別の意味に魚卵の総称でキャビアと使用する場合がある。逆に、ロシアでは魚卵全体を
イクラと呼び、キャビアは「チョールナヤ・イクラー」、すなわち「黒い魚卵」と呼ぶ。

キャビアは、シンプルにクラッカーの上にのせていただきましょう。

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【感想】う〜ん、だな・・・


世界三大珍味その3:トリュフ

今回、使用するトリュフはヒマラヤ産です。

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【解説】「黒いダイヤ」と呼ばれる、子嚢菌門(しのうきんもん)セイヨウショウロ科セイヨウショウロ属の
きのこの総称。広葉樹の根に菌根をつくって生育し、地中に塊状の子実体を形成する。

香り豊かなトリュフ、スライスをして、クリーム系のパスタ(カルボナーラ)に絡めていただきました。

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【感想】トリュフは、クリーム系のパスタと相性がいいと聞いており、
食べる前は、香り豊かで期待できたのですが。。。
パスタと一緒に食べると、何も感じませんでした・・・
量が少なかったのかなぁ。。。


では、続いては日本三大珍味です。


日本三大珍味その1:からすみ

今回、使用するからすみは長崎県産です。

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【解説】からすみは、ボラなどの卵巣を塩漬けし、塩抜き後、天日干しで乾燥させたもの。日本ではボラを用いた
長崎県産のものが有名だが、香川県ではサワラを用いる。日本以外でも台湾やイタリアのサルデーニャ島、
スペイン、エジプトでも作られる。

からすみはパスタにしていただきます。

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【感想】いやぁ、からすみパスタ初めて食べましたが、とっても合うんですね!ほどよい塩梅でコクがあり
オリーブオイル、ガーリック、にんにくがほんのり利いてとってもいい!!
一緒に検証してくれた友達共々一心不乱に食べました


日本三大珍味その2:このわた

今回、使用するこのわたは瀬戸内海産です。

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【解説】このわた(海鼠腸)は、ナマコの腸(はらわた)の塩辛である。
寒中に製した、また腸の長いものが良品であるとされる。

このわたは、クラッカーにのせクリームチーズを添えるという、一風変わった食べ方をしました

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【感想】実は、このわた生まれて初めて食べました。
クラッカーとクリームチーズでいただいたのですが意外にマッチしておつまみとしてよさそうです。
(ただ、実践するときはクリームチーズ多めにしましょう)
ただ・・・
シンプルにご飯にのせた方がいいな。


日本三大珍味その3:うに

今回は、越前特産「汐ウニ」(塩うに)を使用。
(厳密には、原料は韓国で、越前の古くからの製法で作られている)

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【解説】主に食用とされるのはバフンウニ、エゾバフンウニ、アカウニ、ムラサキウニなどで、
沖縄ではシラヒゲウニが標準的である。塩蔵加工品は雲丹と表記される。

うには、ごはんの上にのせ、刻みのりと白ゴマを添えていただきました。

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【感想】いい塩梅で・・・
むっちゃご飯に合う!

<考察>
○総合的に判断しすると。。。(=個人の感想)
日本人には日本の三大珍味が合う

○世界三大珍味はよく分からん。
○ぶっちゃけ、日本三大珍味はすべてご飯に合うと思う
○からすみパスタが一番美味かったなぁ。。。

○ネタばれ
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